【2018年更新】インキュベクス・ケアーズ訪問看護の評判・口コミ|開業支援頼むべきか

この記事を見ている方は、他業種から訪問看護業界に新しく参入しようとされている、もしくは医療従事者で訪問看護ステーションを立ち上げることを検討している方かと思います。もしくは、立ち上げに際し、開業支援コンサルの方に頼もうか検討している方なのかなと思います。

 

ですので、まずは「訪問看護領域に参入する見込みがあるのか」について記載し、そのうえでインキュベクスの業態や評判についてまとめていきたいと思います。

 

# 診療報酬や国の方針から見る、訪問看護の展望について

2018年の診療報酬の改定で、ますます在宅医療の分野は追い風が吹いています。その中でも訪問看護は点数が軒並み上がっており、益々訪問看護の成長が見込まれます。

 

そんな注目の訪問看護ですが、今後どのように市場が推移していくのかについて、国のアクションプランとして、以下を掲げています。

 

団塊の世代が後期高齢者になる2025年までに

  • 訪問看護師を15万人増やす
  • 訪問看護ステーションを10,000件増やす

http://www.jvnf.or.jp/2017/actionplan2025.pdf

 

 

訪問看護ステーションは、年間1,000件増えている状況で増え続けている状況です。

国の当初の目標数に到達しつつありますが、ステーションあたりの看護師・利用者が少ないこともあり、まだ絶対数が足りない状況で、今後も増加することが見込まれます。

とはいえ、新規開業している事業所のうち、100-200件が廃業している状況との報告がされていますので、経営は容易ではないことがわかるため、安易に参入するのは注意が必要です。

 

 開業するときに、皆さんが目にするのはケアーズグループを展開しているインキュベクスさんだと思います。

 

ノウハウ商材はしっかりと作り込まれており、営業のマンパワーもすごくかけています。マーケティングもしっかりされていて、存分に広告費を投下しています。

「訪問看護 開業」などで検索するとリスティングで必ず上位に表示されてます。

 

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ランディングページは訴求ポイントがはっきりされており、訪問看護に対して興味の湧く素晴らしいマーケティングをしています。

 

インキュベクスは、訪問看護ステーションの開業支援をしている会社ですが、最近だと高齢者向けのシェアハウスや療養型通所介護の開業支援などもしているようです。

 

今回インキュベクスのビジネスモデルや事業内容について、また私的な所感をまとめてみようと思います。

 

 

# インキュベクスの事業モデル

・ インキュベクスは訪問看護や介護施設の開業支援をしている会社である

・ 訪問看護に関しては"ケアーズ"という暖簾を出している

・ 基本的に自社では店舗を持たず、商材を作って経営者に売っている形である

・ 最近始めている介護施設や療養通所介護では自社で一部設けている様子

・ 商品内容は開業支援と月次のサポート

・ 開業支援の内容はざっくりと以下、

 ・ 商圏マップ(ワムネットをクロールして作った程度)

 ・ 開業手続き

 ・ 事業計画書(半年で黒字化できるようにシュミレーションされている)

 ・ 開業までのFAQ

 ・ 開業までのバックログ管理

 ・ 算定や開業についてのコールセンター

 ・ 管理者向け、医療者向けのオンラインセミナー

 ・ ケアマネ向けの営業ノウハウ

・ 月次のサポートは上記すべてが継続して使えるのだが、開業してしまえばほぼ使うことはない気がする

 ・ コールセンターと新人が入ってきた際にオンラインセミナーが使えるぐらいしか意味はない

 ・ あとで述べるがこれで月8万円をとられるのはかなり経営を圧迫すると思う

 

# インキュベクス事業規模・ビジネスモデル

- インキュベクス経由での訪問看護ステーションの新規立ち上げは毎月10件を超えており、全国の新規開業数の20%以上を占めている(全国が大体800-1000件)
- 契約事業所数は累計で700件を超える(待ち&閉鎖含む)
- 収益は、初期費用400万と月々のサポート料金8万
- 売り上げは初期費用分で年6億だが、継続率が1/4程度なのでサポート料の売り上げが年2億弱
- 診療報酬改定もあり、かなり広告費をかけて刈り取っている

 

# ケアーズ契約者の退会について

- ケアーズの一覧をみた限り大体20-30%しか契約を更新していない模様
- 退会する理由は以下
 
公にすると色々とよろしくないと判断して、続きはノートにまとめました。よろしければご覧になってください。

インキュベクスの方針・ビジネスについて|Koji Sasaki|note

 

 

# ケアーズ契約者の口コミ・評判について

ネット上にはインキュベクスやケアーズの評判の悪さが目立っていますが、正直に言ってインキュベクスだけの問題ではない気がしています。

セミナーに参加してみて、インキュベクスの商材はちゃんと作り込まれているし、必要な広告や営業などマンパワーはすごいかけています。ノウハウもしかり、この業界で実績を積んできていることは事実だと思います。

 

昔、訪問看護が注目されていなかった時代、今ほど人材が集まらなかったんですが、給与単価のテーブル(1訪問4000円~のような)を決めて非常勤職員を中心に採用を促進したのは彼らインキュベクスです。現在では、この歩合制はどこの各訪問看護ステーションでも設定しているぐらい、スタンダードになっています。

 

なぜインキュベクスさんの悪評が現場やネット上で広まっているかは、おそらく本来インキュベクスさんの開業支援を受ける必要がない方、もしくは上記で述べたようなリスクを把握せず開業失敗してしまう方に対して、物を売っているからと思います。お客さんを選んで商材を売ることをしていればこのような悪い評判を生むことはないのになと感じます。

 

正直、コンサルフィーはだいぶ割高と思いますが笑、彼らがセミナーで必ず言う時間をお金で買うというのはあながち間違ってはいないです。開業にあたって必要なコストに対して、自分の時間価値を考慮したうえで、判断するのがいいのかなと思います。

 

ただ、開業してから黒字化するのに最低半年はかかりますし、毎月のランニングコストは絶対下げたほうがいいと思いますので、自分だったら知り合いの開業経験者に依頼します。もし、コネがない方は複数事業所の立ち上げを経験している人を紹介できるので是非お声がけください。 

 

ちなみに最近だと、開業支援コンサル会社が増えてきているようです。そのコンサル会社のなかでもマーケティングに力入れているのがオランダ発で日本展開しているビュートゾルフさんです。先日ビュートゾルフさんのセミナーに参加したので、もしよろしければご覧になってください。

 

blog.kojisasaki.com