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【起業・新規事業】ビジネスモデルを考えることより大事なことがある。ビズリーチ南さんが語る転職業界での起業話

ビズリーチの南さんのセミナーに参加したので、以下にメモを残す。聞き間違いなどある可能性あるので、ご了承ください。起業背景や新規事業を考える際に大事にしていることはとても勉強になった。


◆ビズリーチ起業背景

- 楽天の事業が上手くいき落ち着いたので、次の転職先を探していた
- 島田さんにオススメをされて転職エージェントに聞いてみた
- 転職エージェント27人に毎日1人ずつ聞きに行った
- 1人目にはいいところがあるとebayを勧められた。結果、27人全員に聞いて全員違う案件を紹介された
- 自分としては良かったけど、何か違和感を感じた
- その違和感とは、全員違う案件を紹介されたこと
- その違和感が気になり、楽天の島田さんに聞きに行き、転職業界の事業モデルや背景を教えてもらった
- 失礼ながら島田さん(元インテリジェンス創業者)に以下の質問をした
- 求職者はただの人材会社の仕入れでしかないのでは?
- 求職者と採用会社はそもそもニーズがマッチしてるのになぜシンプルにやりとりできないのか?求職者に転職情報が流れてこないのか
- 小売業界もそうだったけど、eコマースによって商品の見える化を行い店舗と消費者をつなぐことができた。このモデルがなぜ転職業界で出来ないのか?
- 面白いからやってみたらと言われ、なぜこのようなことが起きているのか、またビジネスチャンスがあるか調査を始めた


◆ 新規事業をする際の考え方

- 楽天で三木谷さんの元で新規事業を考える際に結構怒られて鍛えられてきた。新規事業を提案した際に言われた印象的なエピソードがある

- 「俺は、お前のビジネスモデルを聞きたい訳ではない。聞きたいのはなぜこのビジネスモデルが世にないかを調べることが大事だ。」
- 新規事業を考える際に大事なことは、考えたビジネスモデルが世にない理由を探すこと
- 理由は大体以下2点であることが多い
- ① 果敢に挑戦しているが、皆失敗している
- ② できない理由がある。そしてその理由は大体「規制」にある
- その理由を知るためにその業界の「歴史」を知ることが大事


◆ 転職業界の歴史

 

- 転職業界について調べた結果あることがわかった
- 転職業界は調査当時(2009年ごろ?)と10年前で市場は10倍ぐらい伸びていた(←聞き間違えてるかも)
- 市場のうち調査当時もその10年前も、リクルートが市場の6割を独占していた
- その他の4割も伸びているため、その企業を調査してみた
- すると4割のうちほぼ以下の会社が占めていた
- インテリジェンス
- enジャパン
- なんとか
- なんとか
- しかし、この4社はすべてリクルートのOBで、同じビジネスモデルだった。つまり、市場のほぼ全てをリクルートのビジネスモデルを占めていることがわかった
- そのビジネスモデルとは、「採用会社と求職者の間の情報がブラックボックスであればあるほど人材会社が儲かる」というもの
- これは日本固有のものなのかどうか海外を調査したら、すでにこの課題を打破していた以下の企業がいて急成長していた
- indeed
- monster
- hogehoge × 2
- この事例を参考にして、求職者と採用会社とが直接やりとりできるプラットフォームを作ろうと思った

◆ 起業時、印象に残ったこと

- ある地方の企業にビズリーチを使わないか営業に行った際に、優秀な人材が採用できるはずがないと一蹴された
- ただ、良いから使ってほしいと懇願したら、採用できた。採用できたことにその企業は大変驚いていた
- なぜ今まで採用できなかったのか、丁寧に説明したことを覚えている
- 優秀な人材Aがいた場合に、中小企業、大企業、メガ企業の給料に差が出る。もちろんメガ企業→大企業→中小企業の順に給料を高くだすことができる
- その場合に人材会社は手数料が多くとれるメガ企業から順に紹介したほうが、儲かる。結果、中小企業には良い人材が回ってこないのは必然
- 今回は、人材会社を通さずに直接やりとりを行ったことによって良い人材を採用できたのだ

◆ ビズリーチのビジネスモデル

 

- 求職者と採用会社を直接繋ぐダイレクトリクルーティング
- これにより、以下のように課題が解決された
- 求職者はより多くの案件を目に触れることができる
- 採用会社は中小企業でも良い人材に会える
- 採用会社は固定費を払えば、半年間求人データベースを見ることができやりとりができる。採用が決定すれば成功報酬を15-18%もらう。求職者に関しても特別求人に関しては有料会員を設けている

◆ ビズリーチの立ち上げ時の成功要因は?

 

- 求職者と採用会社をどちらを先に集めたかだが、両者は鶏と卵の関係にあるが、ビズリーチの場合は求職者を先に集めた。自分の近しい仲間などに登録してもらい集めた
- またマーケティングをインハウスで行い、比較的安価で集客できたことも大きいと思っている
- ちなみに日本の広告業界は歪。これはGoogle社員も現状について怒っているとのこと
- 会社が顧客に対して直接訴求できるようにシステムを作っているのに、日本の広告業界がほぼ広告代理店を通すのが当たり前になっている
- インハウスですることによって改善スピードは上がるし、社内にノウハウが溜まるので会社の資産になる